フォーガットン
THE FORGOTTEN
2004 アメリカ
監督:ジョセフ・ルーベン
出演:ジュリアン・ムーア ドミニク・ウェスト アルフレ・ウッダード ライナス・ローチ ロバート・ウィズダム ジェシカ・ヘクト アンソニー・エドワーズ ゲイリー・シニーズ
解説:息子を航空事故で亡くしたテリーは、心の傷が癒えずにいた。そんなある日、写真からなぜか息子の姿だけが消えていた。動揺するテリーに、夫は息子は存在しなかったと告げる。疑心を持つ彼女は、同じ事故で娘を亡くした男性を訪ねるが、彼もまた娘の存在を否定する。しかし、テリーはそこで子供が壁に描いた落書きを発見する・・・。
感想:ある意味、衝撃的な作品でした。物語の展開が前半と後半でこうも違う映画ってそうそう知りません。前半まではほんとにおもろいです。「何故?どうしてなんだろう?」って観る側を映画の世界に引き込んでいきます。ここまではほんとに良かった。問題はここからです。あまり細かくは言えませんが、要はすべての原因は○○○なのです。まぁ予告編を観たことある方ならなんとなくわかっちゃうかもしれませんが、だからといって中盤からラストまでのあのご都合的な展開にはため息しか出ません。真相がわかった時点からの展開には前半で感じた疑問とはまったく別物の「何故?どうして?」って疑問が湧いてきます。なんでもかんでも飛ばしたらいいのか?だったらこの映画を観た記憶も一緒に飛ばしてくれ!!って。それだけです。ってここまではこれを読んでくれた方への感想です。個人的にはこういう映画は嫌いじゃないです^^ジュリアン・ムーアやゲイリー・シニーズの演技が観れたし、作品的には前半ワクワク、後半はゲラゲラ笑かしてくれた素敵な映画でした。たまにはこういう映画で頭の中をリセットするのもいいもんだな~って。
ワンポイント:「ズド~~~ン!!」
個人的評価:★★★☆☆☆(世間的には★☆☆☆☆☆)